1級通トレ
4肢択一問題サンプル
答え-[2]
1.ライトシェルフとは、窓中段部に設置した庇によって、庇下部の窓面からの日射を遮蔽しつつ、庇の上面に反射した光を庇上部の拡散ガラス等を用いた窓面(欄間)から取り入れて室内天井面に反射させ、室内奥に自然光を導入する建築的工夫の一つである。照明エネルギーや日射遮蔽による冷房負荷を低減できるので、省エネルギーに有効である。
2.エアフローウィンドウ方式は、二重サッシ(ガラス)の間に電動ブラインドを設け、日射を遮蔽すると同時に、二重サッシの間に室内の空気を通し、夏は外部に排出し、冬は空調機に戻すことで、ペリメータゾーンの熱負荷を低減するペリメータレス空調システムの一つである。ダブルスキン方式は、建築物の外壁の一部または全面をガラスで二重に覆い、中空層部分にブラインドを設置し、そこに外気を導入し、換気することで、日射遮蔽性能を高める建築手法である。
3.強化ガラスの製造時に微細な不純物が混入すると、自然破損が起こることがある。それを防ぐための手段として、製造時にヒートソーク処理を実施することが有効である。ヒートソーク処理とは、強化ガラス加工後に再加熱処理を実施し、強化ガラスに微細な不純物が含まれていた場合に強制的に破損させる方法である。
4.カーテンウォールのオープンジョイント方式において、等圧空気層の容量は、空気取入れ口に比べて大きくならないようにする必要がある。大きい場合は、等圧空気層と外気圧が等しくなるまでに時間差が生じ、その圧力差が生じている間に漏水が起こる可能性がある。
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